松葉杖通勤は苦労も多いけど、実は人の優しさを感じる体験だった!

松葉杖の子供

こんにちはteruraです。

初松葉杖は超疲れた~

足を怪我して数ヶ月の間、松葉杖で片道1時間30分の道のりを通勤していた時期がありました。
元気に歩いていた時には気がつかなかった、ちょっとした路面の歪みや段差などに苦労し
思うように歩けず、当初はイライラ?というより疲れ果てながら通勤していた時期がありました。
松葉杖の子供 当然のことながらまともに歩けない分、何をするにも時間がかかり通勤に至っては普段より
30分は早く自宅を出るなど随分と家族に、特に妻には面倒をかけたな~と。

今まで気がつかなかっただけだったんですね・・・

エレベーターが混んでいたので1台見送り、先頭に立って、さぁ乗ろうとしたら横からスッと入られ
転びそうになった事もありました。
そんなことにイラッときながらも、次第に慣れてくると悪いことばかりではないんですよね!
不思議と人のちょっとした親切に気がつくようになってくるんです。
きっと、人から親切にしていただいていたことに今まで気がつかなかっただけなのでしょうね。
勿論、無関心な人もいるし、ぶつかっても知らん顔の人もいるのでそういったときは
とても残念ですが・・・

レジに客が並んでいるのに店員さんどこ行くの!?

コンビニで買い物をしてビニール袋を腕に通しながら、まだ不慣れな松葉杖で出ようとすると・・・
レジに列が出来ていたのに店員の方がレジを離れ??混んでいるのにどこ行くの?と
思っていたら、私のために出口のドアを開けにきてくれて、にっこり笑顔で「どうぞ」って!
コンビニの正面写真
感動しましたね!(ほんの少し都会から離れていたせいか手動ドアだったため)
レジ待ちのお客がいたのに、わざわざ自分のために申し訳ないな~と思いつつ嬉しかったです。

以心伝心、阿吽の呼吸ってあるんですね!

駅のホームを松葉杖でゆっくり、慎重に歩いていると、 ちょうどエレベーターでホーム階に
下りてきた、杖を持ったご婦人と出会った。(勿論初対面である)
目が合うと、ご婦人は私へエレベーターに「乗るの?」と、まるて旧友を見る目で合図をくれました。
私は松葉杖で手が使えないため、ゆっくりと顔を横に振ると、その婦人は親しい友を見送る目で「そう、じゃあまた」と
目で合図してくれました。
私も今度は微笑みながらうなずいた。

たった数秒のやり取りでしたけど、この素敵な時間は足を怪我する前には絶対に経験できない
貴重なものであったと思います。
私たちは健康で便利な世の中にいると、大切な何かを感じられないのかもしれないですね。

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