テルらのｈａｐｐｙブログ 
アラフィフおやじのテルらです。
ず〜っと疑問でした！
朝起きてすぐに歯を磨いた方が良いのか？朝ごはんを食べた後に歯を磨いた方が良いのか？
その答えがやっと分かりました(^｡^)
Contents
あなたはどっち？歯を磨くタイミング⁉️
それぞれの家庭の習慣にもよるのかと思っていた歯磨きのタイミングですが、調べてみるとちゃんと根拠があったのですね！
あなたの歯磨きのタイミングは朝起きてすぐですか？それとも朝食後ですか？
因みに、自分は幼い頃より、親から起きてすぐに歯磨きをするように言われていたため、何の疑問も持たずに朝起きてすぐに歯を磨いていました。
あれ？と、思ったのは遥か昔、高校の修学旅行の時に、朝起きて友人に「歯を磨きに行こうよ！」と言ったところ「今？歯磨きはご飯食べた後でしょ！」という答えが返ってビックリしたのを覚えています。
何気なく他の友人たちを観察していると朝食前に、誰も歯を磨きに行く気配がないのです。
その時「一般的に歯磨きは朝食後なんだ」とちょっと凹みましたね。
歯磨きは何故するのか？まずは歯磨きの必要性から考えよう！
私たちは何故、歯を磨かなければいけないのでしょうか？
そう！虫歯の予防ですよね！
ご飯を食べた後には、食べ物が歯に残っていて、この食べカスが虫歯の原因になると言われているので、食事の後には歯を磨くことが良いとされています。
しかし、歯磨きをする本当の理由は食べカスを落とすだけではなかったのです！
歯を磨くということは、虫歯や歯周病の予防のために行いますが、その原因はプラークといって歯垢とも呼ばれる細菌のかたまりなのです。
ですから、虫歯や歯周病を予防するためには、このプラークを取り除くことが大切だったのです。
食べカスと歯垢（プラーク）は違うのです！
勿論、食べカスを取り除くことも大切ですが、歯と歯の間に付いている、あの白っぽい細菌のかたまりのプラークを取り除くことこそが、虫歯や歯周病の予防になるのです。
虫歯の原因のプラーク、口の中で1番多くなる時間帯は？
細菌のかたまりであるプラークを効率よく減らすためには、どの様な時間帯にプラークが多いのかを知っておく必要があります。
調べてみると一目瞭然でした。グラフを見ると、起床時の口臭物質の濃度が1番高くなっていることが分かると思います。
このグラフは１日の流れを分かりやすく時間の経過とともに口臭物質の濃度を示したものですが、ダントツに起床時が口臭物質濃度が高いのです。
次に昼食前と続きますが、何といっても起床時がダントツに「口臭物質濃度」が高いということは、口臭の原因でもある細菌の数もイコール多いということにもなるのです。
ですから、朝、起きてすぐに歯を磨いた方がプラークを効率的に除去することができるので虫歯や歯周病の予防にも繋がってくるのです。
まだまだあった、朝一番で歯磨きが必要な理由とは！？
寝ている間には唾液がほとんど出ないために口腔内の細菌も多くなるということが、口臭物質濃度の上昇からもお分かりになると思いますが、朝起きてすぐに歯を磨かないということは、1日で最も口腔内の細菌が多い時間帯ですから、口の中にたまった菌を朝食と一緒に取り込むということになります。
考えただけでも何だかゾっ～としますね(*_*;
このことが、嚥下機能が低下している高齢者にとっては非常に危険なようです。
あなたは「誤嚥性肺炎」という言葉を聞いたことはないですか？
誤って気管に入ることにより炎症を起こし、誤嚥性肺炎になってしまいます。
何だか虫歯のことだけではなく、恐ろしくなってきましたね(*_*;
７０歳以上で肺炎と診断された人の約７０％以上の方が誤嚥性の肺炎と診断され、９０歳以上になると約９５％の方が誤嚥性だと診断されるといった報告もあるようなので怖いですね。
アラフィフともなれば嚥下機能も落ち始め、気を抜いて食べていると気管に入ってゴホゴホと誤嚥してしまうことも多くなってきたので、こりゃ～、朝一番の歯磨きは必須です！
歯磨き前に高濃度の細菌が含まれる唾液を誤って気管に入ってしまったら「誤嚥性肺炎」なんてことになりかねませんから。
歯磨きは起きてすぐ？のまとめ
「どっちシリーズ」にある「お風呂では先に体を洗う？後から洗う」ときには、どちらを選んだとしても命の危険までは考えませんでしたが、この歯磨きについては虫歯の問題だけでなく、かなりシビアな問題にまでなってしまいビックリしました。
朝、起きたら最初に歯磨きをすることに変更することで虫歯の予防も含め誤嚥性の肺炎の予防にもつながるのですね。
これからますます歳を重ねるアラフィフにとっては大きな問題だということが良く分かりました。
と、ここまで書いてきましたが、あなたは、この記事を読んで歯磨きは朝起きてすぐ？それとも食後？どっちにしますか？
コメントを残す